記念すべき1冊目のレビューは尾石 晴さんの 「40歳の壁をスルッと越える人生戦略」です!
この本は、もともと会社員だったワーママである著者が、子育てを発端にした自身の生活の変化による悩みと、その解決策の考え方、考えた末の具体的な行動とその結果(現在)が記されています。
ママ視点での記述が基本ですが、男女問わずとても参考になる一冊です!
この本を読む前の自分(ビフォー)
この本を読んだとき、自分は36歳。まさにターゲットとしてはびったりだったわけです。笑
ちなみに、本に出会ったときの自分の心情としては、以下のような感じ。
- 結婚、出産、家の購入など、人生の一大イベントを一通り終えて落ち着きが出てきた。
- 仕事面でも会社に努めて10年。必要な資格を取得し、日々の仕事に慣れてきて、他のことを考える余裕が出てきた。
- 子どもの日々の成長が著しく、「自分って成長してる?」って思う機会が増えた。
- 会社の枠を外して、まっさらな自分になったときに何ができるんだろう?と思うことが多くなった。
何かしたい!何かできるはず!でも何ができるんだ…?みたいな感じでとにかくモヤモヤしてました^^;
この本で得た気づき(自分に響いたインプット)
そんな状態でこの本、たまたま奥さんが読んでいたのを貸してもらうことができました。
著者の尾石晴さん、「ワーママはる」さんでもお馴染みのようで、ママ界ではなかなかにカリスマな方なんですね。
僕自身、ママ界は疎くて全然存じ上げませんでした^^;
さてさて。僕はこの本から、以下のインプットをいただきました!
- 僕のようなもやもやした状態をいわゆる「40歳の壁」といい、わりと誰もがぶつかるもの。
- 40歳からの幸せのためには「自分業」を持つことが大事になる。
- 40代以降のキャリアは自分が築き上げるべき。働くことをやめない環境をいかに作れるかが大事。
- ここでいう「自分業」とは=副業ではない。会社で働くことがずっと働くことのできる「自分業」ならそれはそれでOK。
- ただし、仕事(顧客)に振り回される働き方では、ずっと働き続けることは難しい。
- 「会社」という枠を外して、自分に何ができるのか、どんな価値があるのかを考えるのが大事。
- 自分の「好き」を可能な限り細分化してみて、誰かの役に立つものがないかを模索せよ。
- 自分にとって大したことがないものでも、人によっては有益であることが多々ある。
なんとなく気づいていたことではあったんですが、著者のハルさんご自身が気づきから実践につなげて結果を出している様子が読み取れて、「なるほど、これなら自分でもなんかできそうだな」という気付きが多々ありました!
この本が自分に与えた変化(アフター)
これまでに書いたようなインプットが自分に響いたわけなんですが、この本、僕にとって以下のような影響がありました。
- 自分の「価値」や「できること」を考えていたのは前からだけど、「好き」なことを中心に、人に役立つことをより具体的に考えるようになった。
- ここでいう僕の「好き」は、「育児」に加えて、趣味で20年続けている「ダンス」と、仕事柄習慣になった「調べる」、「書く」ということ。(ダンスはまだどうやって役立てるか結論に至ってません。。笑)
- 40歳までに「自分業」を作るべく、インプット(僕の場合は読書)の機会を増やした。
- 奥さん(看護師としてバリバリ働いている)と、「自分業」について話す機会が増えた。
- 失敗しても良いからできることから小さく始める意識を持てるようになった。むしろ「たくさん失敗せねば!」と思うように。で、このブログ開設に至った。笑
終わりに
アラフォーの僕にとって新しい行動のきっかけになったこの本。
40歳の壁にぶつかっている同年代の方に、本当におすすめしたいです。
生活の変化が大きい20代の方には少しはまらないかもしれないけど、アラフォーまで待たずとも早めに読んで気づきを得るのが吉です!
貴重な時間を割いて、最後まで見ていただいてありがとうございました!
それでは、また次の記事でお会いしましょう!
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