【技術士】ゴールデンウィーク明けスタートでも間に合う!最短合格のための技術士二次試験勉強法(必須科目Ⅰ編)

皆さんこんにちは!たかパパです。

今回は僕の持っている資格、技術士についての話題です。

僕がこの記事を読んで欲しいと思う方は、以下のとおり!

  • これから技術士試験に挑戦しようと思っている若い技術者(20代~30代前半くらい)
  • 最短で技術士を取得したい人(何度も試験受けたくない人)
  • 試験勉強しなきゃいけないのはわかるけど、具体的な進め方がイメージできていない方

僕は31歳で技術士(建設部門)を取得して、33歳で技術士(総合技術監理部門)を取得しました。

建設部門は2回目の受験、総合技術監理部門は初受験で合格することができました。

これは僕のケツを合格できるように叩きまくってくれた周囲の方たちのおかげで、「自分に実力があったから」なんて口が曲がっても言えません。。。笑

が、自分自身でも工夫したり努力していた部分があるのは確かなので、今日はその辺のポイントをお伝えしたいと思います😁

今回の記事は、前回執筆した以下の記事の具体策(必須科目Ⅰ)編です!

※前提として、僕が建設部門に合格したときに受けた平成29年の試験とは出題方式が変わっていて、この形式の試験を受けたことがありませんあくまで個人の感想の域を超えない内容なので、そのような視点で御覧くださいね!

結論:テーマは変われど、出題形式は共通。出題形式に合わせた骨子を作ろう!

皆さんご存知のとおり、技術士二次試験は必須科目(問題1)と選択科目(問題2~3)にわかれます。

実際に必須科目で出題された過去問は以下の令和元年~令和4年までの過去問を参照いただければと思いますが、基本的には同じ問われ方がしています。

09 建設部門|公益社団法人 日本技術士会

とあるテーマについて、

  1. 課題を抽出せよ(「多面的な観点から」と言われる場合もあれば、「3つ示せ」など具体的な数を指定されるパターン、もしくはその合わせ技がある)。
  2. 上記1であげた課題のうち、最重要課題1つを抽出し、その解決策を複数記述せよ。
  3. 上記2の解決策が生じさせる波及効果と、専門技術を踏まえた懸念事項への対応策を示せ。
  4. 上記1~3を遂行するにあたり、技術者としての倫理、社会の持続性の観点から必要となる要点・留意点を述べよ。

の4問が出題されています。

出題形式が決まっているということは、問題で扱われているテーマの実務経験が1~2年程度あれば、公式的に解けてしまう問題ということ。

無駄なく効果的にできる対策としては、僕らのかなり前の先輩方の頃から話されている「骨子法」なんでしょうね。

頭の整理を短時間で行いやすいし、上記1~4の紐づき方が目に見えて整理できるから、文章全体としてのちぐはぐが少なくなると思います。

骨子法とは、以下のような表を作って、それぞれの枠に当てはまる内容を箇条書きで記載していくイメージです。

箇条書き」ってところがミソです!長文で作文しちゃうと頭混乱するので。

課題課題の
内容
最重要
課題にした理由
解決策波及
効果
懸念
事項
倫理・社会持続性から
必要な要点・留意点
課題1
課題2
課題3

これを踏まえて、設問ごと((1)~(4))に、回答案を考える際のポイントを整理します!

設問1(課題を複数挙げる設問):「多面的な視点」=ヒト・モノ・カネの視点で課題を考えるべし!

設問1は、課題をあげるパートです。

「3つ」とか、「多面的な視点で複数」とか言われてましたよね。

多面的な視点」というのが着目点です。

要は、複数課題を挙げるにしても同じレイヤーで答えるな、ということです。

例えば、「人材不足」「技術者の高齢化」などはどちらも「ヒト」のレイヤーなので、並べて課題にしないほうが良いと思います。

わかりやすいのは、「ヒト」「モノ」「カネ」の3レイヤーについて、1つずつ課題を挙げるのが良いかなと。

設問2(最重要課題を絞って複数の解決策を示す設問):最重要とする判断基準は、課題が顕在化したときに起こる影響の大きさで考えよう!

ここでは、設問1で整理した課題について、最重要なものを選びます。

設問1で挙げた課題の内容にもよるので一概に回答がこれ!とは言えないのですが、基本的には課題が顕在化したときに起こす社会的な影響の大きさで選ぶのが良いと思います。

例えば、

「人材不足が顕在化して技術者の過剰労働が起こる」<「資金不足からお金をケチったことで品質が確保できず人が死ぬような重大事故が起こる」=人が死ぬような重大事故は起こせない!ということは、「カネ」の視点で挙げた課題が最重要課題

みたいなイメージです。

極端ですが😅

また、これに対して複数の解決策とありますが、ここの視点は、短期的に実現できそうなものと、中長期的に時間をかけてゆっくりと取り組むべきもので書き分けるとわかりやすいと思います。

例えば「予算を確保できるように長寿命化計画等を策定して計画的な資金繰りをしよう!」は短期的な解決策で、「お金がかからずに品質の良いものができる、コスパが高い技術を開発しよう!」は中長期的な解決策になります😁

設問3(波及効果と懸念事項を示す設問):波及効果は公的な視点、懸念事項は専門技術の視点で書こう!

ここでは、設問2で整理した解決策がもたらえす影響と懸念事項を書きます。

必須科目は設問1~2までが回答の本体部分になると思うので、設問3と設問4はよほど変なことを書かなければ大丈夫じゃないかなと思います😅

ただ、強いてポイントがあるとすれば、波及効果については専門技術などの狭い視点で書くより、社会に与える影響などの公的な広い視点で書くのが望ましいのではと思います。

技術士の三義務二責務にある、「公益確保の責務」の視点です。

一方で、懸念事項については「専門技術の視点で」と問われているので、ここは専門技術バリバリで考えてもらって良いと思います🔥

設問4(技術者倫理と社会持続性の観点で必要な要点・留意点を示す設問):問に対して素直な回答が書ければOK!

すみません、だいぶ書き疲れてきてトーンが落ち気味です。。笑

が、設問3にも書いたとおり、よほど変なことを書かない限り大丈夫だと思います!

書籍とかでよくある、「あとがき」みたいなイメージです。

なので、極力わかりやすく、この業務を遂行する際、

・技術者倫理にあてはめると要点はこういうことで、それに対する留意点はこんな感じ。

・社会の持続性にあてはめると要点はこういうことで、それに対する留意点はこんな感じ。

というのがストレートに読み取れる文章になっていれば良いと思います。

題意に沿った回答ができていれば、内容の善し悪しによって、あまり大きく点差の開くパートではないのではと思います。

文章的にも端的でよく、あまり文字数稼がないほうが良いパートかなと。

終わりに

いかがでしたでしょうか!

必須科目は設問1~4について答案用紙3枚で回答することになるので、文字数のバランス感覚も大事いなると思います。

僕が回答するとしたら、設問1は3割、設問2は4割、設問3は2割、設問4は1割くらいの文字数感覚で書くと思います(個人の感覚なので合格点もらえるかわからないですよ!笑)。

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貴重な時間を割いて、最後まで見ていただいてありがとうございました!

それでは、また次の記事でお会いしましょう!

以下の記事(当ブログの上位5位も、ご興味あれば是非ご覧あれ!

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