皆さんこんにちは!たかやんです。
今回は僕の持っている資格、”技術士”のコスパについての話題です。
僕がこの記事を読んで欲しいと思う方は、以下のとおり!
僕は31歳で技術士(建設部門)を取得して、34歳で技術士(総合技術監理部門)を取得しました。
建設部門は2回目の受験、総合技術監理部門は初受験で合格することができました。
1部門目の建設部門を取得したところから数えると、僕は技術士7年生。
技術士としていろんな業務に携わり、そこそこ奔走してきました。
あと、僕は青年技術士交流委員会にも所属していて、他社の技術士と交流する機会がそこそこあります(道内に限りますが)。
今回はそんな僕が考える、技術士のコスパについてお話しします!
※ここから先は、基本的に二次試験のことを題材にして書いています。
このブログにあるほかの技術士試験対策記事は、以下からご覧ください!
結論:ケースバイケースなのは否めないけど、コスパは良い!
ということで、技術士を目指している皆さん、おめでとうございます!
結論から述べるに、技術士、コスパいいですよ!!w
以上、また次の記事で!
というわけにもいかないので、僕がコスパが良いと考える理由を少し整理しますね。w
理由1:合格祝い金をもらえることが多い
1つ目の理由は、「合格祝い金をもらえることが多い」です。
これは民間企業に限りますが、「技術士取得せよ」とされている会社では、大抵技術士が優遇されるシステムになっています。
僕の会社は建設コンサルタントの民間企業で、技術士を取得すると合格祝い金がもらえます。
あと、受験にかかった費用(口頭試験で東京行くための旅費も含む)も、合格すれば精算させてくれます(ただし、合格しないと自腹;;)。
道内の同業他社さんの話を聞いても、合格祝い金はほぼすべての会社さんで出ている様子でした。
よって、合格さえしてしまえば自己負担なしで受験できて、かつ、ご褒美の金一封ももらえる!
会社が必要としておらず、趣味で受験する方には当てはまらないかもしれませんが、、
あなたの会社が技術士を必要としているのであれば、この点でみるとコスパかなり良いです。
ちなみに、技術士二次試験の受験料は11,000円。
口頭試験に行けるとなった場合、大抵は安全みて2泊するだろうから、札幌から東京までLCC使わないで行くとしたら旅費で10万円弱。
結構お金かかりますよね。
理由2:資格手当をもらえることが多い
理由1と同じ類の話で、建設コンサルタントやゼネコンさんなどの技術士を必要としている会社では、資格手当がつくことが多いです。
金額は本当に会社によりけりなのでなんともですが、、、
僕の会社では1部門目3万円/月、2部門目1.5万円/月(総監は5千円/月)もらえます(3部門目以降は無し)。
ちなみに資格手当は、僕の知っている道内の同業他社さんでも、もらえないところがちょこちょこありました。
仮に通信教育みたいなもので対策をするとした場合、受講料の相場は5万円~20万円くらい。
高いものを受けるにしても、8か月分くらいの資格手当で回収できることになります。
このような条件だった場合、通信教育の受講料を高いとみるか安いとみるかはあなた次第ですが、
僕は「めっちゃ安いじゃん」と思いました!
と言いつつ、僕は通信教育を受けませんでしたw(受験当時は高いと思ってましたw)
理由3:昇進のスピードが速まる
これはもしかしたら行政の方にも通じるかもしれません。
技術士取ると、昇進のスピードが速まるケースがあります。
僕の事例では、総監を取った34歳で管理職になりました(うちの会社は40歳そこそこで管理職になる人が多いです)。
昇進が早まるということは、その分給料もあがりますよね。
生々しい話、技術士を持っていない同期と僕で比較すると、年収にして200万円くらい差があります。
なので、若くして取得できれば、それだけ生涯年収もあがるってことです。
一方で、若くして昇進するということは、それだけ仕事の難易度もあがることになります。
が、それを裏返すと、技術者レベルが上がる速度が速くなるということです。
お金も大事だけど、僕はここが結構大事なポイント、と思っています!
理由4:独立しやすい(技術士を看板にした事務所を持てる)
ここはちょっとお金の話から外れて、
技術士を取得すると、技術士を看板に独立することができます。
いわゆる”技術士事務所”ですね。
独立・起業したい人は技術士なんて持っていなくたってやるんだろうと思いますがw、
技術士を持っていることで、起業するときの武器が一つ増えることになります。
技術士の知名度が弁護士や一級建築士くらいまであがると、もっと独立しやすい世の中になるかもしれませんね!
技術士取得のコスパを最大化するための方法
ということで、ここまで技術士取得のコスパについて書いてきました。
最後に、技術士取得のコスパを最大化するための方法をまとめて、おしまいにします。
できる限り若く取得する
前段で資格手当や昇進の話をしてきましたが、これらはできる限り若く技術士を取得することで、最大限の効果を発揮します!
仮に何回か試験に落ちてしまったとしても、試験やその対策にかかった費用は、資格を取得することで絶対に元がとれます。
望ましくは、30歳までに取得できると、その先の人生が変わりやすくなるはずです!
僕みたく30代は技術士として奔走して、40代で違うことにチャレンジ!みたいなのもいいですよね。
コスパの良くなる環境に身を置く
これは技術士に限りませんが、技術士は取って終わりじゃないんです。
自動車免許と同じで、取ってからがスタート。
なので、技術士を活用してお金を稼ぎやすい(もらいやすい)環境に身を置けるかどうかで、コスパはかなり変わるはず。
これは技術士として、だけではなく
技術士を通して得た経験を活かして、ほかのジャンルでビジネスをするみたいな場面でも共通して言えることです。
僕は技術士を介して、いろんなスキルを学んで身に着けることができました。
●アンケートやヒアリングなど、ニーズ調査の企画~実施、分析までのスキル
●合意形成を促進するための会議設計とその実施に関わるスキル(ファシリテーションとか)
●第三者的に数値的な根拠を用いて様々なことを分析するスキル
●たくさんの材料をうまくまとめて人にわかりやすく説明するスキル
●会議など大勢の前でプレゼンテーションするスキル
などなど。
技術士を取ったおかげで得ることのできたこれらのスキルを、
技術士業務に限らず、様々な場面で活かしていくことができると
技術士取得のコスパが最大化すると思っています!
ということで、本日はここまで!
これを見ていただいた、あなたの技術士受験のモチベーションに少しでも繋がったなら本望です!
貴重な時間を割いて、最後まで見ていただいてありがとうございました!
それでは、また次の記事でお会いしましょう!
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